管理人
登録日: 2006-5-8
居住地:
投稿数: 120
|
質問 外壁の汚れが気になり始めました。つやはなくなり色は薄くなったようです。 近所で外壁塗装工事をしているのをみると「うちもやるべきかな?」とおもいます。 築11年なのでやるべきだとは思うのですが最近よくたずねてくる塗装工事の営業マンは怖いので断っています。 見栄えは悪いのですがヒビも入ってないのでもう少しこのままでいいかなとも考えています。 どういう会社にいつごろ頼むのがよいのでしょうか? 新聞広告の定価パック料金の会社は内容、金額とも明瞭で良いと思うのですがどうでしょうか?長くなってすみません。 nattun様 --------------------------------------------------------------------------- 回答 塗り替え時期からいいますと築11年・・・充分塗り替え時です。 日本の代表的な塗料メーカーのグレードの高いものでも公証耐用年数は10年とされています。 最近、色々な種類の高機能塗料も出ていますが20年、30年保証をうたってもその新製品で実際に施工された物件が20年、30年経過していないので結果は実験による期待耐用年数にすぎません。 塗料は塗ったその時から外気や日光、風雨の気象条件により劣化がはじまります。 色も10年間同じ色を保ち続けることは不可能だと思いますので「塗り替えから約10年間(塗膜の機能)は大丈夫です」と説明するのが適切だと思います。
外観にヒビは見られないということですが2階の外壁などに近づいてみると細かなヒビは出てきているころかと思います。(表面の処理の仕方によってヒビが目立たない場合もあります) 目に見えるヒビが入っていたとしても、0.3mm以下の細いヒビならば心配ありません。 太いヒビでもよく営業マンがいうように「このまま放っておくと壁内部がくさる」というようなことはすぐにはあり得ません。 しかし、ヒビの幅が1mm近いようであればシーリング材を充填するなど応急処置をする必要はあります。
外壁の色があせてくると外壁をさわった時、手に白い粉のようなものがつく場合があります。 これはチョーキング現象と言って塗装皮膜(塗膜)の機能劣化の信号です。
会社、業者選び・営業マンの撃退法などについてはここでは書き切れませんが、最近よく見かける新聞掲載広告についてお話ししておきます。 「○○ペイント外壁塗装45万8000円!」とか10cm角程度のカラーで掲載されているやつです。
どの広告にも一流の材料を使い、10年保証。壁面積160平方メートル以内、工程は3度塗り、50棟限定等・・・値段が安いか高いかはともかく、フリーダイヤルの電話番号だけで会社の住所がないのが多いです。 どこからどんな職人さんが来るのか分からないだけではなく、保証内容にも不安が残ります。 もし、広告でお客を集めてマージンをはねるブローカー的な会社だったとしたらアフターサービス、手直しなどはのぞめないと考えるのが正しいでしょう。
そのほかにも足場代が別料金だったり、鉄部、木部、樋などが全て別料金ということも考えられます。 「足場を組んだらついでに(割高の)屋根塗装もしませんか」といわれるかもしれません。
やはり、広告や営業マンに限らず会社の所在がハッキリしない、どこから営業に来ているか分からない、どんな職人さんが来るのか分からない・・・ではトラブルの元となりかねません。
これはあくまで私の経験と考えですがいかがでしょう?
外壁塗装工事に関しては「無料プレゼント」の「外壁塗装工事レポート」に詳しく解説してありますのでご請求下さい。 レポートを読んだからといって、当社への施工依頼義務はありませんのでご安心を。 参考にならなければ捨てていただいても結構です。
詳しくは「無料プレゼント」に。
|